7月某日(土曜日)
意気揚々と暑中足取りも軽くとまではいかないが中央線三鷹駅に向かう。70年代前半に訪中し周首相に“ピンポン外交”を提唱し日中国交に貢献した故荻村伊智朗氏が生前設立した温水シャワー・喫茶室つき会員制卓球クラブに10年ほど前に入会した。入会当初はもちろん入門・初級クラス。当時はあまりの下手さに仲間に呆れられその後中級クラスに昇格したが腕前は疑問…10人ほどのメンバーにコーチが2人つき指導を受けている。土曜日の午後2時間ほど未だに冷や汗をかいているがとても楽しい。見ていると簡単そうだがやってみるとたいそう難しい。やはりきれいなフォームでたくさんの人たちとラリーを楽しみたい。戦術と技術の調和の大切さを身にしみて感じる。まずは40mmのボールに悩まされ技術の習得に精を出している。何事も基本あっての上達。早く心地よい汗をかきたいものである。学校も夏休みとあって小・中学生もジュニアスクールに通い実戦に向けて厳しいレッスンを受けている。皆礼儀正しく元気で明るい。よい時間の使い方をしていなーとほほえましく思った。